原水手打ちそば
江戸時代から名水が湧き出る場所として名高い、上総地域。
中でも小糸地区は、上総掘り発祥の地を記す石碑もあり、
ゆめ一茶のある場所も「大井戸」という地名に見られるよう、
古くから名水に関わる地として発展してきました。
近くには「平成の名水百選、久留里の生きた水」もあるほど、
名水との関わりが深い土地柄であります。
当地の庭にも地下200mからの原水がこんこんと湧き出ており、
その原水を使って打つ蕎麦は、しっかりとした腰がありながら、
のどごしが爽やか、水のうまさが蕎麦を引き立てております。
北海道産と長野県産のそば粉を絶妙の配合でブレンドした
特上の更科粉を使用した白い蕎麦になります。
産地直送の本カツオ、宗田カツオ、諸アジ、サバ等、
いくつもの節を削りだし、何時間も煮詰め、
極上の風味を醸し出す出汁つゆとの相性も抜群。
囲炉裏端のある伝統の古民家で、当地の歴史に想いを馳せつつ、
うまい蕎麦に舌鼓を打つ至福のひとときをお過ごしください。
平成二十七年吉日 店主